北海道の日本百名山2座征服 ~雌阿寒岳・斜里岳~

その他

概要

2024年

7月19日(金)羽田空港ー女満別空港ー美幌峠ー屈斜路湖ー摩周湖ーアイヌコタンー阿寒湖-登山口

7月20日(土)雌阿寒岳ーアイヌコタンー斜里岳登山口

7月21日(日)斜里岳ー網走

7月22日(月)網走観光ー女満別―羽田空港

注記:

美幌峠は360度の展望で屈斜路湖や峠からの斜面が奇麗。道の駅で土産、飲食可能で休憩にはよい。峠までは徒歩10分程。弟子屈町のスーパーで食料購入後移動。(田舎のスーパーなので時間帯により惣菜や弁当がないことあり、場所も限られる)アイヌコタンの街の温泉(「阿寒湖畔トレーニングセンター白樺の湯・石鹸などなし利用)で入浴し、山の宿 野中温泉の横にある登山口駐車場に20時頃到着。

雌阿寒岳ルート

天気:20日 曇り後晴れ 雌阿寒岳1499m

行程時間:行程時間5時間50分

雌阿寒温泉コース

登山口ー4合目ー6合目ー雌阿寒岳ピストン

難易度★★☆☆☆

体力度★★☆☆☆

※今回の行程及びルートを独自基準で表現しています。

行程

5:00 起床

6:40 出発 駐車場55台(舗装)夜は真ん中に照明あり トイレ有 隣に野中温泉敷地

   登山届 最初はアカエゾマツ林を行く。少し行くと急登あり。

7:30-7:40 3合目 木の根が多い比較的なだらかだが一部急登あり

8:20 5合目

8:30-8:40 休憩 この下から森林限界 6合目辺り?からハイマツ帯ここを抜けると

      涸沢に出てこの上からガレ場の歩き。少し前から急速に晴れ出す。

9:20 8合目から上は森林限界でガレ場帯。悪天時は風、ルート喪失注意。

9:30 9合目 火口の淵に出る。風が強くなる。噴煙見える。ここから火口の淵を歩く

9:40~10:20 百名山 雌阿寒岳1499m 標識あり 風強いので一段下がると収まる。

      360℃の展望。眼下に火口、赤沼、青沼が奇麗。阿寒湖方面火山地形

11:40~11:55 涸沢にて休憩 5合目下

12:30 駐車場

野中温泉600円と電話で案内されたと思うが、現地では500円/人。ただし、ロッカーはないため宿の受付で預ける。シャワーや石鹸もないため温泉水で洗う。ただし、温度が高く内湯は体感43℃?外湯は45℃位ありそう。傍らで鹿が休んでいた。

アイヌコタンの街でランチをして弟子屈町の昨日のスーパーで食料購入するも時間が17時位で?弁当がなく、途中のセイコーマートでおにぎり購入。清岳荘到着は20時頃

雌阿寒岳地図

雌阿寒岳 · 〒089-3964 北海道足寄郡足寄町茂足寄
★★★★★ · 山頂

ルート状況

駐車場・隣に公衆トイレ、野中温泉がある
駐車場から100m程道を戻ると登山口がある
最初は歩きやすい道だ
登り始めてすぐに急登が始まるが長くない
4合目手前から背の高いハイマツ帯となる
この先で涸沢を横断する。しばらくハイマツ帯だが展望が利くようになる
5合目付近から来た道を振り返る。オンネトーと中央右下あたりに野中温泉前の広場が見られる
5合目付近の登り
6合目付近から進行方向。ガス発生時は道迷いに注意
登りきると火口が眼下に見られる
火口が口を開けていた。噴煙の音が迫力あった。
頂上直下より剣ヶ峰と阿寒湖方面
火口口から頂上中間点にある大岩壁。下からこのピークが見えていると思われる。
この辺りから風が強かった。頂上まであと僅かだ。
日本百名山雌阿寒岳 大展望だった
頂上より火口と阿寒富士
火口脇、景色を見ながら元来た道を下る。
上部は日差しが強いが森林は心地よい登山が出来る
この100m先左手に公衆トイレと駐車場がある
野中温泉と奥に雌阿寒岳方面(尖がったところが大岩壁でその奥がピーク)
公衆トイレと奥に駐車場。温泉は左手奥にある

斜里岳ルート

天気:21日 晴れ 斜里岳 1547m

行程時間:行程時間:9時間25分

ルート:清里コース

登り:旧道コース(沢コース)

下り:新道コース

清岳荘ー清里コースー下二股ー沢コースー上二股ー馬ノ背ー斜里岳

ー馬ノ背ー上二股ー新道コースー熊見峠ー下二股ー清岳荘

難易度★★★☆☆

体力度★★★☆☆

※今回の行程及びルートを独自基準で表現しています。

行程

3:30 起床

5:15 出発 清岳荘 登山届あり 

樹林帯を少し進むと林道に出る。ここを数百メートル進むと広場があり登山ルートとなる。

9:10-9:20 下二股 ルート上で狭い。15m手前に休憩できるスペースあり。

      ここまでも沢を頻繁に渡る。ここで難しいと思う人は沢ルートはNG。

7:25~7:30 万丈の滝上 沢はルート見失いやすいので注意。ただし基本的には沢沿いを行く。

       岩の上を歩くことが多くスリップ十分注意。所々滑落注意箇所もある。

9:15-9:35 上二股 

9:15-9:20 馬の背 鞍部にあり広い。頂上が真上に見られる。

9:50~10:25 日本百名山 斜里岳 1547m 

ガスもかわるがわる流れてきて視界を遮る。虫が異常発生しておりすぐに退散。一段下の広場で休憩した。ここは幾分ましだった。帰るときに再び山頂に寄り写真。眼下に馬の背見える。頂上手前にピーク1か所ある。中間付近でもう一登り。

11:30~11:40 上二股 下りで沢ルートは危険の為、熊見峠経由。

12:35~12:45 熊見峠 ハイマツ帯で視界無 小広い

途中斜面をトラバース気味にうっそうと茂るルート進む。竜神の池ルートあるが、この辺り獣の匂いがしたので熊がいたのかもしれない。この先が1250mピーク。奥に見えるのが(2個めのピーク)が熊見峠。ここまで意外と長く感じた。

13:30-13:50 熊見峠からの下山はかなり急坂でルートの土がつるつるの箇所がありスリップ注意。下二股まで一気に下る。

13:30~13:50 下二股 ここから来た道を進むが例のごとく、沢を何度もわたる。

14:50 清岳荘 駐車場 日が当たり暑かった。

斜里岳地図

斜里岳 · 〒099-4404 北海道斜里郡清里町江南
★★★★★ · 山頂

補足

①清岳荘は管理人がおり19時頃までは対応してもらえる。熊よけ鈴あり。トイレはこちらを利用。車中 泊550円。1Fは談話室(テーブルあり食事可)2Fは2部屋あり雑魚寝。一応背は低いが仕切りある。1F飲食している人の声は響く。熊よけスプレーはレンタル可能(3個?)だが先着順。

②ルート一段上に広場あり。簡易トイレのテントあり。背が高いハイマツ帯。この手前は緩やかな滝状の沢を歩く。このルートは増水時使えない。下二股までも沢を何度もわたるので靴が濡れる可能性があるし増水時は使えない。

③上二股からも背の高いハイマツ帯を進むが、馬の背の半分ほどの辺りからハイマツ帯を抜け、変わるように背が低い植物となり徐々に視界が開ける。馬の背直下からガレ場となり、視界が広がる。

④管理人の話では最近(2024年7月)は山での熊目撃情報は数件/年。町に出てくることが多いとのこと。我々は熊よけスプレーは携帯していた。他の登山者も携帯している人も多く見られた。

⑤清里コースは増水時は利用できない。下二股までも何度か沢を渡る。基本的に沢の脇にルートがある。下二股から上部も沢登に近い状態となり、慣れていない場合スリップ、滑落なども注意したい。初心者は十分注意したい。下りの利用は安全上の理由で利用できない。

斜里岳ルート状況

清岳荘前にある駐車場。日差しが強いと日中は暑い。(準備や片付け時など)
斜里町方面の展望。オホーツク海も見られる。
清岳荘前の登山ポスト。自販機もある。
登山口から数百メートル歩くと一旦林道に出て5百メートル程で再び登山口に入る。
下二股までも沢にルートがとられている
下二股 分岐点は休憩できないので数十メートル手前の広場がよい。沢登に自信がない、増水時などは新道コースを利用する。
岩が濡れて歩きにくい
沢を高巻き気味に進むところもある
スリップに注意して進む。ロープはあったが20m程いやらしいルートだった。
常に沢沿いに進む。
沢沿いは涼しく感じる
だいぶ上部に来たがまだ沢ルートは続く
終盤はナメ滝を進む。水が多いとかなり濡れるだろう。
日が昇り日差しが強くなってきた
上二股は植物に覆われている。一段上に広場とトイレ用のテントが張られている。
上二股からもこのようなルートがしばらく続く
馬の背中間手前辺りから植物の背も低くなる
馬の背直下で展望が開ける
馬の背 広場があり休憩するによい。眼下には登ってきたルートと新道ルートも見られる。
馬の背から右奥に斜里岳を仰ぎ見る
頂上を目指して2つほど大きなピークを越える
急登が続く。遠景は南斜里岳近くにある1508mピーク
1つ目のピークを越えて中間付近より斜里岳を見る
斜里岳1547mは大展望だが、虫が異常発生しており登山者は早々に退散していた
馬の背(中央下)、1508mピークと左奥に南斜里岳1442m遠望
馬の背から来た道を下山する。1508mピークが大きい。南斜里岳が顔を覗かせている
新道コースより馬の背方面。鬱蒼とした道が続く。
熊見峠手間の1250mピーク付近より熊見峠(一番奥)この前後ハイマツ帯が続く。上二股~1250mピークは鬱蒼としたルートで展望なし。
熊見峠は背の高いハイマツで覆われて展望なし
熊見峠からは殆ど視界がない中、数少ない展望。正面の高いピークが斜里岳と思われる。
熊に出会うこともなく、怪我無く下山できたことはありがたかった。駐車場から清岳荘と斜里岳
釧路に向かっている途中から農場と斜里岳

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