ハイキング入門コース ~日の出山~

関東周辺の山

難易度★☆☆☆☆
体力度★☆☆☆☆
※今回の行程およびルートでのレベルを独自基準で表現しています。

日にち:1月28日(土)
天気:快晴

ルート

日向和田駅―琴平神社―三室山―要害山―日の出山―顎掛岩―つるつる温泉―武蔵五日市駅

行程時間:5時間35分(休憩含む)

出典:国土地理院地形図から編集

概要

日の出山は奥多摩エリアでも都心に近いところにありアプローチしやすい。ルートもいくつかあるが、電車の場合は青梅線に戻ることを考えると、御岳山経由で入山する人も多いだろう。今回はつるつる温泉を利用したかったため、青梅線の日向和田駅から山頂を目指し帰りはつるつる温泉からバスで武蔵五日市駅に向かった。危険なところもなく、ルートもなだらかなので初心者でも気楽に行ける山だ。山頂は広く、都心や奥多摩山地の大展望が広がり素晴らしい景色を堪能できる良い山である。

解説・写真

日向和田駅周辺はコンビニなどはないので飲食物は事前に準備したい。無人駅だがトイレがあるので入山前に済ましておくとよい。線路沿いに200m程進み左折し多摩川を渡る。住宅街を数百メートル進み大きな道の信号機を左折してしばらく行くと吉野梅郷梅の公園の看板があるのでそれに従い右折すればあとは道なりに進む。途中右手に天澤院、左手に梅の公園を見る。突き当りに行くと琴平神社の鳥居がありここが三室山の登山口入口となっている。簡易トイレがある。

日向和田駅周辺は長閑だ
多摩川を渡る。今回も天気に恵まれた
梅の公園方面に進む
登山口入口にある鳥居と簡易トイレ
歩きやすい林の道を進む
子供は元気がいいね
下部は視界は利かない
琴平神社は小さいが都心の視界が望める
池袋、新宿など都心の高層ビル群が見られる

三室山中腹に琴平神社がある。昔は「金毘羅大権現」と呼ばれていたようだが、明治以降は今の名称で呼ぶようになった。祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、崇徳天皇(すとくてんのう)となっている。小さな社があるが都心方面の展望が開け、気分爽快だ。

神社前の景色で気分転換して再び登りへ
三室山直下にある分岐。
三室山の標識があり頂上と間違えるかも
三室山山頂 展望はあまり利かない
三室山直下は一部岩場の下りもある
歩きやすい道が続く
要害山は伐採され展望が開ける
都心などが一望できる
三室山方面を見る
景色が良いとテンションが上がる
要害山から高峰方面
一旦林道に出る

三室山は展望がない。頂上直下は一部岩場を通過しそこを抜ければ比較的平坦な道となる。要害山一帯は伐採されておりやはり都心方面の好展望地となっている。梅野木峠で一旦林道に出る。高峰へは尾根ルートと直下を通る迂回ルートがあり今回は迂回ルートを利用した。ここは平坦な広い道で距離を稼げる。日の出山直下は200m程の高低差があり、階段が続くが焦らず行きたい。その先には日の出山からの大展望と美味しい昼飯が待っている・・・。

迂回路が所々ある
日の出山最後の登り。ここまで階段が続く
日の出山にある東屋
日の出山は奥多摩方面の展望も良い
都心を見られる位置にベンチがある
日の出山山頂
関東平野一望。スカイツリーも見られた
最初は急な階段の下り
山頂方面を振り返る
麻生山方面
顎掛岩
登山口に下山
舗装道に出てつるつる温泉を目指す

日の出山から御岳山方面に行くのも良いと思う。今回のルートでは山頂から階段の下りとなるが長くは続かない。歩きやすい道で徐々に高度を落として行く。途中にある顎掛岩は日本武尊が顎を掛け関東平野を見渡した場所と言われている。ここまでくれば山頂から山道は半分以上来ており、20分程で林道に合流する。昔の御師の家を左手に見てしばらく行くと右手にバンガロー群があるが今は使われていないと思われる。三ツ沢分岐で大きな舗装道に出て左折して5分程でつるつる温泉に到着する。

つるつる温泉は車でないと行きづらいところである。名前の由来は、アルカリ性のつるつるした感触の湯であることからついたようだ。洋風大浴場である「生涯青春の湯」と和風大浴場の「美人の湯」が週替わりで男湯女湯が入れ替わる。下駄箱の鍵を受付で預け、着替えはロッカーへ。パノラマ食堂、小さいが売店や休憩室もあるのでありがたい。バスの時間は限られるのであらかじめ確認して利用したい。武蔵五日市駅まではバスで20分程だ。

東京 奥多摩エリアで日帰り温泉・食事 | 生涯青春の湯 つるつる温泉【公式】
東京は奥多摩エリアの天然日帰り温泉「生涯青春の湯 つるつる温泉」です。ひとたびお湯につかれば、その名のとおりお肌がつるつるします!!お風呂上りには、併設するレストランで種類豊富なお食事をお召し上がりいただけます。

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