日にち 2020年12月
日数:1泊2日
訪問場所:群馬県 伊香保温泉、榛名富士
<コメント>
群馬県の榛名山山麓にある伊香保温泉は奈良時代からその存在が知られ、万葉集にも登場する。戦国時代には武田信玄が傷ついた兵士を療養させた地でもある。東京から比較的近く行きやすく、関東圏では人気のある温泉だ。小ぢんまりとした温泉地で、中でも有名なのは365段の石段が続く石段街でその周辺は賑わっている。観光ポイントは限られているが、ホテルでゆっくり温泉につかり、雄大な展望を楽しむにはもってこいの場所だ。
1日目 晴れ 都内⇒高崎⇒渋川⇒伊香保温泉(泊)
伊香保石段街など中心部の観光は3時間程度あれば見られる。
2日目 快晴 榛名富士⇒伊香保(竹久夢二伊香保記念館)⇒渋川⇒高崎⇒都内
<1日目>
都内から快速を利用して高崎経由2時間30分前後で渋川駅へ
ここから伊香保温泉までバスで25分程。(¥540/人)
(途中下車する人は割安チケットが販売されている)
<アドバイス>
① 高崎から渋川までは本数が限られるため事前に確認したほうが良い。雪の時期は渋川から 北(上越方面)に行く場合その影響で運休となる可能性がある。
② 渋川駅からバスは20分程度の間隔で運行。(時間帯による)
③ 高崎から伊香保行きのバス有。渋川まで行ったほうが良いか時間、費用考慮した方が良い。
ホテルチェックイン時間前だったので、荷物を預け市内観光
伊香保温泉の名物石段街の入り口(365段)
最初は広いが、だんだん狭くなっていく
階段中央には元湯から流れる温泉で、各宿泊施設へ分配
道幅も狭くなり石段階段の中心部へ。
人も多く賑やかになります。
左右には飲食店、土産物屋など
が建ち並ぶ。
人形のような猫。めちゃ可愛かった~
店を見ながらメインストリートを進んでいく。途中足湯に入りいよいよ核心部へ。登りは思ったほど疲れないが、お年寄りや足が不自由な方は大変だ。
石段街の最上部にある「勝月堂」。茶色の温泉まんじゅうの発祥の地は
この店とのこと。明治から100年以上の歴史がある。
すぐ裏手にある伊香保神社で参拝し、さらに奥にある伊香保露天風呂まで足を延ばした。(15分前後)途中に河鹿橋がある。神社から先は人が減り静かな散歩道といった感じだ。今回ホテルの温泉でゆっくりしたかったので露天風呂には入らず元の道を戻った。
伊香保神社から石段を下り、右手に入りしばらく行くと、
横手館に到着。大正九年建築で本館は総桧造りの四階建て
で和風で味がある。次回泊まってみたい・・・。
早く温泉に入りたくなり、急いでホテルへ(笑)。今回の宿泊先の「ホテル天坊」はロビーが広く、フリードリンクコーナー、足湯や土産物屋もありチェックイン・アウト後でものんびりでき助かる。
利用した部屋は6畳の部屋で、トイレやユニットバス、冷蔵庫、金庫などが完備されている。
窓からは渋川の街並みと赤城山などの眺めが良かった。
地下には岩風呂がありここは時間によって男女入れ替えとなっている。3階にある浴場は時間内なら自由に入浴可能。貴重品は部屋の金庫のほうが良いが、脱衣所にも少ないが、貴重品入れロッカーはあった。
夕飯はバイキングで時間は17:30~19:15。入り口で検温と部屋番号の確認がある。
カニやステーキ、天ぷらなどがあり、全て小皿に盛られていたし、席も仕切りがありコロナ対策はされていた。バイキング種類や質も思っていた以上に良くて大満足。お腹いっぱいになった。
部屋でゆっくりし、就寝前に温泉に入りに行き就寝。
<2日目>
朝食:8:15~9:30 バイキング 朝も質と量ともに満足。
10:30頃チェックアウトしてバスで榛名山ロープウェイへ(バス:¥840/人)
<アドバイス>
① 伊香保から榛名方面のバス本数が限られる。帰りも2,3時間に一本位しかなく事前に確認したほうが良い。
② ロープウェイへは10-15分間隔であった。(ロープウェイ:¥850/人 JAF割あり)
ロープウェイ乗り場のバス停がありここで下車。ロープウェイは2つの乗車部分が一緒に動くかわったものだった。山頂駅からは関東平野、筑波山、富士山、八ヶ岳、南アルプスはじめ近くに浅間山も見られる大展望地だ。
山頂駅から整備された道を5-10分程度登ると榛名富士に到着。ここからも眺めが良い。
木の間隙から日光山地や上越の山々も見られた。
バスの本数が少ないため、榛名湖に行くのをあきらめ、すぐに下山して再び伊香保温泉へ。
竹久夢二伊香保記念館に行った。(ホテル天坊宿泊者は無料券付)夢二さんの作品は美術館であまり見る機会がなかったので、色々見られて良かった。大きな記念館ではないが、氏の生い立ちや歴史がわかる良い場所だった。
ホテル天坊
横手館
伊香保温泉観光協会
伊香保温泉露天風呂
竹久夢二伊香保記念館
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