日にち 2020年9月
日数:1泊2日
1日目 晴れ
都内⇒高崎駅 レンタカーで移動
洞窟観音、山徳記念館⇒富岡製糸場(世界文化遺産)
高崎に戻り東横イン宿泊。高崎駅西口にイオンあり
2日目 雨後晴れ
東横イン⇒赤城山 黒檜山登山口から駒ケ岳経由でハイキング
行程時間4時間25分 ガス(一時雨)後、昼から曇り⇒晴れ
<1日目>
都内から1時間30分程で高崎駅へ。ターミナル駅だけあり、ショッピングも楽しめる複合駅だった。
ここからレンタカーで移動した。(駅周辺には多数のレンタカー屋がある)
高崎駅から20分程で洞窟観音に到着。ここは山田徳蔵が名工・高橋楽山に依頼して製作された石彫観音像がある。400mの人工洞窟を手掘りで掘り進んだそのエネルギーが凄い。北関東屈指の日本庭園である徳明園も隣接する。6000坪の庭園は見事で四季折々の変化を楽しむことができ来場者を飽きさせない。新型コロナがなければ観光バスでも大勢来るとのことだった。
次は世界文化遺産になった富岡製糸場を目指した。途中254号沿いにある焼肉屋「栄楽亭」で腹ごしらえ(笑)デラックス定食1000円はボリューム満点で、美味しかった。旅はこのような楽しみがあるから良い。
富岡製糸場近くには大きな駐車場がないため、上州富岡駅の東側に無料駐車場があるのでここを利用した。距離は少し離れているが、街の中を観光しながら歩けるので丁度良い。(夏は暑い。駅やこの駐車場から「まちなか周遊観光バス」が出ているので利用できる)
富岡製糸場は明治5年(1872年)に日本で最初の官営模範工場として誕生した。教科書でもおなじみだ。民営化(1893年)後も一貫して製糸を行い、製糸技術開発の最先端として国内養蚕・製糸業を世界一の水準に牽引した。ここで働いて技術を得た工女が各地でその技術を広めたのも貢献の一つとして注目されている。広大なエリアには国宝である東置繭所、操糸所をはじめ、首長館や寄宿舎などがある。運よく、2020年10月から公開開始される西置繭所にも入ることが出来た。館内では歴史を紹介したビデオや展示物が見られ、絹製品の土産物屋もあった。結局半日ここで過ごした。(¥1000)
再び高崎に戻り、ホテルにチェックインして明日のハイキングに備えた。
<2日目>
昨夜から雨となり、赤城山に行くのをどうしようか迷ったが、天気が回復傾向にあったので、予定通り出発。所要は1時間30分程度だったと思う。
赤城山は日本百名山で、黒檜山(1828m)を最高とする山塊である。今回は赤城神社近くにある登山口から黒檜山を経由して駒ケ岳(1685m)を周遊するコースを選択した。
駐車場から林道を歩きすぐ登山口に入る。最初は小雨が降っていたが、森林が雨から我々を守ってくれたのでカッパは出さなかった。ガスが濃く幻想的な風景が迎えてくれた。天気が悪い山もたまにはいいだ。上部に行くと道も狭くなり斜度も増すが高度を稼げる。
稜線に出ると間もなく黒檜山に到着する。頂上は広いが、木がある為展望が良くないので進行方向奥にある展望地(10分弱)まで足を延ばした。うまい具合にこの頃から天気が回復し、一気にガスが取れ景色が見られるようになり幸運だった。
山頂に戻り、駒ケ岳を目指した。一気に高度差200m程を下る。道が湿っていて滑りやすいところもあった。スリップしないよう注意して進みたい。下りきると平坦地となりしばらく行くとなだらかな登りとなり、偽ピークを越えると再び登りとなるが、やがて駒ケ岳に到着する。東に延びる痩せ尾根上にピークがあり狭く展望も利かないが、来たルート上から大沼を俯瞰できる。
(注:東方向に踏み跡があるが道ではない)
駒ケ岳からなだらかな尾根上を進み、しばらくで、大沼方向の分岐となりここからジグザグ道の急坂となり注意したい。
車の音が大きくなれば道路との合流も近く、合流し数百メートルも行けば湖畔に到着しここにはトイレ、レストランや土産物屋がある。湖畔沿いを歩き赤城神社に立ち寄り無事ハイキングが終了した。帰りに道の駅「ふじみ」富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館で旅の疲れをいやして旅を締めくくった。
洞窟観音・徳明園
富岡製糸場
道の駅「ふじみ」富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館
黒檜山
コメント