2022年9月
1日目 曇り時々小雨、夜は雨
羽田空港⇒秋田空港⇒角館⇒田沢湖高原 ペンション
2日目 雨、午後から曇りのち晴れ
ペンション⇒乳頭温泉⇒田沢湖⇒角館⇒男鹿半島 ホテル
3日目 快晴
男鹿半島観光(八望台、男鹿水族館GAO、入道崎、なまはげ館、真山神社、寒風山展望台)
⇒秋田空港⇒羽田空港
朝一の便で秋田に向かった。道中、雲上で期待していた景色が見られなかったの残念だった。秋田県に入り高度を落とすと鳥海山や海岸線が見られた。天気が悪くなければ日本百名山である鳥海山へ行く予定だったがこちらも断念して、観光に専念した。多くの人が各社のレンタカーを利用する為、到着時はレンタカー受付が混雑する。我々は16番目だったため、15-20分程待ち空港から車で数分の所にあるレンタカー会社まで移動した。ここから角館まで1時間弱である。途中道の駅協和で休憩して農産物をはじめ地元の品を楽しんだ。地方に行くとそこの特産品など普段見られないものを見られ、あるいは食せるので良い。角館には駐車場がいくつかあるが、今回は角館駅近くの仙北市田町山駐車場を利用した。中心部から離れているが、歩けない距離ではないし場所も広い。この町は桜も有名で桧木内川沿いに桜並木があるが、いつか見てみたいものだ。
この時期「田沢湖・角館まるごとお土産券」でお得に買い物ができることを知り、観光そっちのけで西宮家、外町資料館たてつで土産物を見てだいぶ時間を使ってしまった。桜細工も有名だが、それがまた見事だったこともあり、初日と翌日また立ち寄って数点購入した。ランチは食堂いなほでがっこ懐石を食べた。がっことは漬物のことらしい。土産物屋でもがっこがどこでも売っている。この辺りは冬が厳しいためか保存食であるがっこが重宝されたのだろう。この後ようやく武家屋敷に向かったが、前述の通り時間が無くなってしまい急ぎ足で見学した。見応えがあったのは青柳家だ。武家屋敷内部で昔の家の作り、見事な調度品や日本家屋を堪能できる。庭をはじめコレクションの展示、喫茶などもあるのでのんびりしたいところだが、早く移動しないとペンションの夕飯が遅くなってしまうという問題とそもそも17時までが大半で閉店となるのだ。そのため宿泊先のある田沢湖エリア、水沢温泉にあるペンション「白い星」に向かった。夜は土砂降りだったが玄関近くに駐車できたし、秋田犬が出迎えてくれ久しぶりに犬と触れ合えたので良かった。夕飯はスペアリブと岩魚の焼き魚メインで美味しかった。風呂は温泉で2か所あり貸切で空いていればいつでも入浴可能だった。
角館エリア 観光情報 | 仙北市 (city.semboku.akita.jp)
食堂いなほ | 料亭 稲穂 (inaho.pepper.jp)
ペンション 白い星 of 秋田・田沢湖/水沢温泉郷のホームページ (mizusawa-onsenkyo.jp)
2日目は朝から大雨となった。当初の予定ではこの日に鳥海山に行く予定だったが、とても無理だった。ペンションの主人に乳頭温泉情報を聞き、秋田犬と別れて乳頭温泉に向かった。乳頭温泉は乳頭山麓に点在する7つの温泉の総称だ。ここは2回目だが今回は妙乃湯を利用した。一人800円と他に比べ200円程高いが、内部は清潔感があり温泉も金の湯、銀の湯の2種類でいずれも内湯と半露天があった。女性用は数が違うようだ。1箇所露天の混浴がある。
乳頭温泉から田沢湖に向かった。到着時は雨だったが、湖水は奇麗だった。土産を見たりランチをしていた2時間ほどで雨は止み角館移動中に晴れとなった。遊覧船もあるので時間があれば利用するのも良いだろう。昨日の桜細工が気になったこともあるし、通り道でもあるので角館によって土産を購入したり行けなかった場所を観光した。
また時間が気になり、本日の宿泊地である男鹿半島のホテルまで2時間30分程のドライブに入った。前日通った道を戻り、協和ICから昭和男鹿半島ICまで高速を利用して、海岸線の道を進め男鹿半島に入った。信号機が少ないこともあるし道も直線なので大きな渋滞もなく、快適に進むことが出来た。そんなこともあり、目的地の男鹿観光ホテルへは18時過ぎの到着して温泉に入浴して夕飯を食べることが出来た。その後、五風を拠点になまはげの恩荷(おんが)による和太鼓ショーを見に行った。HPによるとなまはげ太鼓は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された国指定重要無形民俗文化財「男鹿のナマハゲ」と日本古来の「和太鼓」を融合させた古くて新しい男鹿独自の郷土芸能でもあるとのこと。30分程の時間だったが満席でなまはげと和太鼓が大迫力だった。
乳頭温泉郷へようこそ~乳頭温泉組合 (nyuto-onsenkyo.com)
乳頭温泉郷 妙乃湯【公式】 – 十和田・八幡平国立自然公園内 (taenoyu.com)
田沢湖 観光情報 仙北市 (city.semboku.akita.jp)
恩荷について|恩荷(おんが)|なまはげ太鼓|秋田県男鹿 (oganavi.com)
五風なまはげ太鼓|秋田県 男鹿温泉郷 (e-ogaonsen.com)
3日目は朝から快晴だった。ホテル出発前に温泉にお別れとばかりに朝風呂に行って、お腹いっぱい朝食を食べて遅めの出発となった。八望台からは海岸線をはじめ入道崎など大パノラマだ。日差しが強く暑かった。その足で男鹿水族館GAOに向かった。アシカショーはじめ、多種多様な魚、クラゲ、地元で保護をしているハタハタの解説やホッキョクグマなどの展示がされている。都会のように混雑しておらず比較的のんびり見ることが出来るのもうれしい。朝食は食べすぎの為、時間調整も兼ねて入道崎を散策して遅めのランチとした。この辺りは海鮮物が美味しそうだったのでもちろん海鮮ものにした。やはり時間が無くなり、なまはげ館に向かった。ここは各部落ごと、150を超えるなまはげが展示されており興味深い。なまはげも部落の数だけあるのだから意外だった。併設している体験館では日本家屋で実際にはまはげと主人の問答を聞くことが出来る。初めての体験だったがとても興味深かった。「なぐごはいねえがー」という部分のみクローズアップされがちだが、実際ははまはげ(来訪神とされる)が大晦日の晩に各家屋を訪問して日頃怠けていないか、病気などをしていないか、勉学に励んでいるかなど家族構成やトピックスが載っているなまはげ台帳?なるものを見ながら主人に確認しに来るのだ。それを体験できる良い場所だ。
いよいよ時間が無くなってきたが、最後に男鹿半島や周辺を一望できる寒風山に行きたかったので向かった。標高約355mの火山で火山活動は今から3万年以上前に起きたようだ。山頂には回転展望台がありチケットにも含まれていたので訪問したかったが、既に終了していたため建物の前から景色を堪能した。朝日や夕焼けが奇麗だろうし、夜は星もきれいに見えるように思う。入道崎からも星空が素晴らしいのではないかと想像される。
今回も時間が足りなくて心残りはある。改めてどこに行っても良い場所は沢山あると感じた。東京にはない自然があり近くにプラっと景色を見に行きのんびりできる空間がない都会生活は少し寂しい気持ちもする。
入道埼灯台(にゅうどうさき) | 「灯台のことなら」 公益社団法人 燈光会 (tokokai.org)
秋田県-寒風山回転展望台公式ホームページ::旬なお知らせ::回転展望台3階 「男鹿半島なるほど展示室」にて 新展示 「寒風山の植物」! (akita-chuoukotsu.co.jp)
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